6月21日、令和8年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会北海道予選の最終日が、函館市の函館サーモン・まるなまアリーナで行われ、女子決勝では3年連続優勝を目指す日本航空北海道と、2月の全道新人大会を制した札幌山の手がインターハイ出場権をかけて対戦した。

 前年女王として臨んだ日本航空北海道だが、2月の全道新人大会決勝では札幌山の手に39点差をつけられて完敗。そこから新たなチーム作りが始まった。矢倉直親監督は、「昨年みたいなエースがいないので、みんなで頑張らないといけないチーム」とした上で、「急成長している。あの時とは比べ物にならないくらい」と期待を口にしていた。

 第1クォーターは序盤から札幌山の手が主導権を握った。大森伊月選手(3年)の連続得点と鍋田真巴蕗選手(3年)の3ポイントシュートなどでリードを広げ、22-12と10点差をつけました。矢倉監督は「出だし、相手の勢いに押された。受け身になってしまった」と振り返った。

札幌山の手・7大森伊月選手(3年)
札幌山の手・7大森伊月選手(3年)
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 ポイントガードの藤田優海選手(2年)は「相手の流れで自分たちのプレーに動きもなかった」とし、「自分が行かないと流れを持ってこられないと思ったので、ボールを持ったらペイントアタックしていこう」と意識。第2クォーターではゴール下での強さも見せて8得点を挙げ、攻守でチームを牽引した。日本航空北海道は35-37と2点差まで詰めて前半を折り返した。

日本航空北海道・9藤田優海選手(2年)
日本航空北海道・9藤田優海選手(2年)

 続く第3クォーター、日本航空北海道はセンターのシソコ・ジェリカ選手(2年)、スモールフォワードの佐藤ひまり選手(1年)の連続得点で一気に逆転。そのまま5点をリードして最終クォーターに入った。

 札幌山の手も3本の3ポイントシュートや大森選手の得点で再逆転を狙ったが、日本航空北海道もシソコ・ジェリカ選手の連続得点と、シューティングガードの菅野愛子選手(2年)のミドルシュートで応戦。73-72と1点をリードすると、さらに残り20秒でフリースローを1本決め、74-72で激戦を制した。

日本航空北海道・11シソコ・ジェリカ選手(2年)
日本航空北海道・11シソコ・ジェリカ選手(2年)

 決勝に向けてのポイントに「ディフェンス」を挙げていた菅野選手は、「相手はいいチームなので、当たり始めると、どんどん流れを持っていかれる。相手の流れになったとき、どうやって日本航空の『ディフェンスから走る』バスケに戻すかを意識した」と話していました。第1クォーターに奪われた流れを取り戻し、最後まで守備で主導権を渡さなかった日本航空北海道が、3年連続3度目の優勝を果たしインターハイへの切符を手にしました。

日本航空北海道・38菅野愛子選手(2年)
日本航空北海道・38菅野愛子選手(2年)

 全国での目標について、シューティングガードの岡崎永奈選手(2年)は「ベスト16には絶対行きたい。去年は全国準優勝まで先輩たちが連れていってくれたので、しっかりその先輩たちの後を追っていけるように、練習からもっと頑張っていきたいです」と意気込みを語った。インターハイは7月27日から大阪府大阪市で開催される。

日本航空北海道・5岡崎永奈選手(2年)
日本航空北海道・5岡崎永奈選手(2年)
北海道文化放送
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