有明海で海面から顔を出すかわいらしい生き物が目撃された。その姿形から「アザラシ」とみられている。漁業者によると「有明海でこれまでアザラシが目撃されたことは聞いたことがない」という。
「おい!マジかよ。アザラシやん」
6月15日、午前8時ごろのことだった。有明海では見られない生き物が突如、姿を現したのだ。

目撃したのは佐賀県有明海漁協の手塚智也さん。撮影しながら思わず声を上げた。
「おい!マジかよ。こっち寄ってきている。アザラシやん」

その姿形から「アザラシ」とみられる生き物は、海面から顔を出した後、船に近付いてくる。

手塚さんは、ノリのオフシーズンに海底をかくはんし、漁場環境を整える「海底耕うん」のため朝から出港していたところだった。

手塚智也さん:
(有明海の海上に)なんかあるなと思っていて。そしたらこっち振り向いて。ああ、アザラシだなと思って
子どものアザラシ?「かわいかった」
目撃されたアザラシとみられる生き物は、体長1mくらい。手塚さんは子どものアザラシではないかとみている。

手塚智也さん:
(アザラシとみられる生き物が)向こうから寄ってきたので。かわいかったですね

手塚さんによると「有明海でこれまでアザラシが目撃されたことは聞いたことがない」という。

子どものアザラシとみられる生き物は、船のすぐ近くまで寄ってきた後、有明海を泳いでどこかに行ってしまった。

思わぬ遭遇をした手塚さんは、そのかわいらしさに名残惜しそうな表情。海に出るたびに再会を期待していると笑顔で話す。

手塚智也さん:
きょうも(海底耕うんの作業中)ずっと探していたけど、きょうは見つけられなかった。また見たい

