6月16日は「和菓子の日」です。由来は、平安時代の西暦848年にまで遡ります。6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えて、疫病を除け、健康を願う行事「嘉祥の日」が行われていました。この嘉祥の日を現代に復活させたのが和菓子の日とされています。そこで、県内で代々受け継がれている老舗の和菓子店に行って、美味しいものを味わってきました。

伝統と革新が共存する都城の老舗

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都城市鷹尾にある、1946創業の老舗和菓子店「お菓子の小山田」は、主に地元の食材を使用し、伝統の技と味を守り続けるお菓子作りをしています。

小山田雅樹さんは、京都の老舗和菓子店「京菓子司よし廣」で7年修行をした後、お菓子の小山田の4代目として受け継ぎました。

看板商品の「どら焼き」は、こだわりの「あん」が自慢です。小豆・白粒あん・抹茶あんの3種類があり、豆の形を残した上品な甘さのあんと、ふっくらとした生地が絶妙なハーモニーを奏でます。

また、初代の卯太郎さんが考案した落雁「もすこ」は行商で売って回っていたという、お菓子の小山田の原点のお菓子。ほどよい甘さで口の中でさくっとろける、長い歴史の中で変わらない味です。

他にも、色鮮やかな紫陽花をイメージした和菓子や、郷土菓子の木目羹・前粉餅・高麗菓子、わらび餅なども人気です。

さらに、今年はカラフルなわらび餅も。「宮崎マンゴーわらび餅」は、九州産の牛乳を練り込んだわらび餅に旬の果物を入れたソースを合わせた洋風わらび餅です。

また、土曜日限定の「あんバタークロワッサン」は、自慢の粒あんと自家製バタークリームを挟んだ人気商品で、毎週完売するほどの注目を集めています。

創業96年、手作りにこだわる煎餅

続いてやってきたのは、宮崎市大島町で創業96年を迎える和菓子店「中田製菓」です。

店内には、創業当時から製造している煎餅の焼ける香りが広がっています。

煎餅を焼く機械以外は、すべて手作業で製造。

煎餅といえば米のイメージがありますが、中田製菓では小麦と卵、砂糖を使った昔ながらの煎餅を焼いています。

焼き立ての煎餅は驚くほど柔らかく、冷めるにつれて香ばしくパリッとした食感へと変化します。

4代目(仮)川越早紀さん:
父が今までやってきた昔ながらのお煎餅の大切さと、自分がこれから新しいお煎餅を作ってみたいなという思いもありますので、どちらも大事にしながらやっていきたいなと思っています。

お店では煎餅のほか、曜日限定で「ういろう」や「上用饅頭」も販売されており、どれも上品な甘さが特徴です。

また、川越さんは二児の母として育児に励む傍ら、美しく社会貢献する女性を発掘する「ビューティージャパン」のファイナリストです。伝統を守る職人として、そして新しい時代を生きる女性として、和菓子の魅力を発信し続けています。

■お店の情報

お菓子の小山田
都城市鷹尾5-8-23
0986-24-3238
営業時間 10時~午後6時
店休日 火曜日
Instagram okasinooyamada

中田製菓
宮崎市大島町笹原2003-2
0985-23-6536
Instagram Nakada_desu
※煎餅はいつでも購入可能ですが、他の商品は日によって販売日が変わります。希望の商品がある場合は、事前にInstagramまたはお電話でご確認を。

(テレビ宮崎)

テレビ宮崎
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