家族と共有したい安否確認方法

家族の安否を確認する方法も、事前に共有しておくことをおすすめします。発災後に、安否確認の方法をチェックし合うことは難しいからです。

(イメージ)
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●災害用伝言板・災害用伝言ダイヤル
大規模な災害時に、インターネットや電話回線を用いて互いに安否を確認できる伝言板。あらかじめ使い方を把握しておくと、いざというときに活用できるでしょう。

●三角連絡法
被災地以外の離れた場所に住む親戚や知人に連絡をして、情報をつないでもらう方法。被災地内は通信が制限されやすいのですが、被災地内と被災地外は意外とつながりやすいといわれています。家族内で「万が一のときは、大阪のおじいちゃんの家に電話しようね」と決めておきましょう。

家族の安否確認が取れないと、一刻も早く帰りたくなりますよね。しかし、安否が確認できれば心が落ち着き、それぞれのいる場所に留まろうと思えるはずです。いくつかの確認法を共有し、優先順位をつけておくと、連絡が取りやすくなります

地震が発生する場所や時間は、誰にもわかりません。どのような状況でも冷静に行動できるよう、普段からできる備えを行っておきましょう。

廣井悠(ひろい・ゆう)
東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は都市防災・都市計画。

構成=有竹亮介

廣井悠
廣井悠

東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は都市防災・都市計画。内閣府「首都直下地震帰宅困難者等対策検討委員会」座長、東京都「今後の帰宅困難者対策に関する検討会議」座長、内閣官房「防災庁設置準備アドバイザー会議」専門委員、内閣府「首都直下地震対策検討ワーキンググループ」委員、などを歴任。特に大都市の防災対策について、理論・実践ともに積極的に関わる。