第二次世界大戦中、旧日本軍が建設した「死の鉄道」の跡がタイのダム湖から姿を現し、戦時中の遺構や遺物が次々と見つかっています。
ダム湖の底から浮かび上がった、巨大な「Y」の形。
第二次世界大戦中、旧日本軍が建設した、「死の鉄道」と呼ばれる泰緬(たいめん)鉄道の跡です。
戦時中、タイと当時のビルマを結んだ泰緬鉄道は、過酷な建設工事により、捕虜や労働者など10万人以上が犠牲になったとされています。
映画「戦場にかける橋」の舞台としても知られ、今も一部の区間では観光列車が運行されています。
タイ西部では、ダム建設によって水没した区間もありましたが、2026年4月、水位が低下したことで、40年以上にわたって沈んでいた「ニテ駅」の跡が姿を現しました。
巨大な「Y」の正体は、列車の向きを変える「三角線」と呼ばれる線路跡とみられ、ニテ駅が鉄道の重要な拠点だったことを示すものだといいます。
さらに、旧日本軍が駐屯したとされる「日本崖」と呼ばれる場所では水に沈んでいた仏像が姿を現し、研究者らが調査を進めています。
