秋田県美郷町の小学校で12日、男鹿水族館の職員による出前授業が開かれ、児童たちが水環境の大切さや生息する貴重な魚などについて学びました。

この出前授業は、地域の水環境や生物などについて学びながら環境保全の意識を高めてもらおうと、男鹿水族館GAOが美郷町の千畑小学校で毎年開いています。

千畑小学校の敷地内にある人工池・ビオトープには、絶滅危惧種に指定されている淡水魚「トミヨ属雄物型」が生息しています。

背びれに鋭いとげがあることから「ハリザッコ」と呼ばれるこの魚は、水のきれいな限られた場所でしか確認されていないということです。

児童たちは、水族館で淡水魚を担当している職員から、貴重なハリザッコの生息には、地元で豊富に湧いている清水が欠かせないことなどを学びました。

男鹿水族館GAO・清田環希さん:
「清水を守ることはトミヨを守ることにもつながる。ごみを拾うとか、できるところからやっていってもらいたい」

児童:
「トミヨや絶滅危惧種を守るという気持ちで活動していきたい」

千畑小学校では、地域の清水の湧水群の見学や貴重な魚の天敵となるザリガニの駆除を行うなど、出前授業で学んだことを生かしながら町の環境保全に取り組んでいくことにしています。

秋田テレビ
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