世界遺産の構成資産の一つ、岩手県平泉町の中尊寺で2025年2月から行われてきた「本坊表門」の修復工事が終了し、2026年6月4日に法要が営まれました。
中尊寺の本坊表門は東日本大震災などで門柱が傾き、その後状況が悪化したため、2025年2月から2026年5月末にかけて解体修復工事が行われていました。
4日は寺の関係者など約30人が集まり、工事の完了を祝う法要が営まれました。
工事では柱や扉などは可能な限り再利用したうえで、新たに格子状の木枠を設け、見た目の美しさと耐震性の両立を図っています。
総事業費は約4100万円で、県の補助金やクラウドファンディングなどで賄われました。
中尊寺 奥山元照貫首
「100年200年とこの表門を多くの方にくぐっていただいて、全ての心の中に仏さまの世界を持ってもらう。そういった表門であるよう祈っています」
中尊寺は2026年、世界遺産の登録から15年の節目を迎えていて、多くの人の訪問に期待を寄せています。