備前焼の土を使って焼き上げる「彩色備前」の人形作家・木村潤子さんの作品展が、備前市の美術館で開かれています。

木村潤子さんは、約30年前から、「彩色備前」と呼ばれる焼き物の技法を学び、人形づくりを続けています。

「彩色備前」は江戸時代末期から伝わるもので、備前焼の土で作った人形を高温で焼き、表面を磨いた後、色付けします。

会場には、30年間に手掛けた作品の中から、ひな人形など25点が展示されています。こちらは、神話に登場する神様が楽し気に踊る様子を表現したもので、多くの人が幸せに包まれて欲しいという願いが込められています。

展示されている作品の中には、東日本大震災の後悲しみに沈む社会に希望を見いだしたいと、観音様をモチーフに作られた。高さ約60センチの人形もあります。木村さんは、その時々の気持ちやイメージしたものを人形に込めてきたといいます。

(彩色備前人形作家 木村潤子さん)
「家族や知り合いが、みんなうまくいったら楽しいしうれしい、そんな気持ちで作っていきたい」

木村潤子さんの「彩色備前人形展」は、6月7日まで備前市美術館で開かれています。

岡山放送
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