高市総理大臣は2日朝、官邸で開かれた閣議に沖縄の夏の装い「かりゆしウェア」を着用して臨んだ。
高市総理がまとった紺色の「かりゆしウェア」は、手もみでシボ(しわ加工)を施した麻100%の生地を使い、袖は七分丈と、吸湿性や通気性に優れている。
機能性だけでなくデザインにもこだわり、綿糸を素材にした経畝織りのかすり織物で沖縄・石垣市や竹富町の特産品「八重山ミンサー」が、襟と袖口にあしらわれている。
先月22日に沖縄県の玉城知事から贈られたもので、事前に高市総理本人の希望を聞き取って選ばれた逸品だという。
「かりゆし(=沖縄の方言で「めでたいこと」や「縁起の良いこと」を意味する)ウェア」は、沖縄らしさをデザインし沖縄県で縫製された服と定義され、起源となる「沖縄シャツ」が1970年に開発されて以来、ワイシャツとネクタイに代えて夏を快適に過ごす装いとして沖縄で広く定着している。
政府は2007年から、夏場の節電のために軽装で過ごすクールビズ推進をきっかけとして、沖縄の地場産業や観光を支援する地域振興などを目的に、毎年6月最初の閣議には総理大臣をはじめ全ての閣僚が「かりゆしウェア」を着て臨むことを恒例としている。
中東情勢の影響で原油など資源・エネルギー価格が世界的に高騰し、既に全国各地で真夏日が複数観測され猛暑が駆け足で迫ってきている感もあるこの夏は、「かりゆしウェア」をはじめとしたクールビズの装いが、暑さ対策として例年以上に必要となりそうだ。
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