牛丼チェーンと百貨店の異色タッグ。
目指すは新たな客層の開拓です。

神戸牛をぜいたくに盛り付け、特製のタレで仕上げた一品。
大手牛丼チェーン「松屋フーズ」の高級牛めし「神戸牛牛めし」です。

販売するのは、松屋は松屋でも東京・銀座の百貨店「松屋銀座」にオープンするテイクアウトの専門店です。

この日取材したのは、それぞれの担当者が顔を合わせた最終調整会議。

松屋フーズ担当者:
デパートに買い物に来るお客さまにいいアピールができて、いい商品・接客がお客さまに提供できれば。

松屋銀座担当者:
(来店客と)会話のチャンスになることが品物以外であると、ファンにつながるきっかけになる。

両社が目指す新たな客層の開拓。
松屋フーズのメイン層が30代から50代の男性であるのに対し、松屋銀座は女性やシニア層が中心です。

異なる客層を呼び込むため、会議では“松屋流”の様々なこだわりが。

通常の従業員の制服は親しみやすさを意識したデザインですが、今回はホテルをイメージしたベストを取り入れ、高級感を演出します。

主役となる商品は、神戸牛の牛めし以外にも、ここでしか味わえないトンテキやカレーなど7種類のメニューを展開し、百貨店を訪れる多様なニーズに対応します。

さらに、容器はデザイン性だけでなく、利便性のある電子レンジ対応はもちろん、袋などには環境に配慮した素材を採用しています。

松屋銀座 食品部バイヤー・山下寿徳さん:
小さな手提げ袋なども含めて、しっかりと百貨店仕様といいますか、(店舗が)お客さま動向の起爆剤になるのではないか。

松屋フーズ 中食・外販企画グループ 企画担当 木下萌さん:
女性・年配のお客さまにも食べやすい味付け・量に設定しているので、ぜひお召し上がりいただければ。今後、中食業態の需要は増えていくと考えるので、色々な形で総菜・弁当の出店は検討したい。

異色タッグで新たな客層の開拓を目指す新店舗は、6月10日にオープンします。

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