一部区間の存廃が議論されているJR芸備線をめぐり、バスによる経済効果や利便性を検証する実証事業が始まりました。
芸備線の再構築協議会では鉄道として維持するか、またはバスへの転換を図るのかなど将来の交通のあり方をめぐり議論が続けられています。
鉄道に代わる交通体系を探る実証事業の一環で、1日から沿線でバスを運行し経済効果などを調べる取り組みが始まりました。
1日朝、庄原市の備後庄原駅前では備後西城に向かうバスが地元の高校生を乗せて出発しました。
【地元の高校生】
「(駅から)近いのですぐにバスに乗れるのはいいと思った。(便数が)少ないと感じる。帰りの便を増やしてほしい。芸備線とバスをうまく活用した形になればいいと思う」
日常生活の利便性を高めようとバスは学校や病院、スーパーなどを経由するルートで平日に運行されます。
【街の人は】
「今のところ車に乗るけど、乗れなくなったらバスもあったほうがいいと思う。病院通いとかね」
「廃止の件があるので乗ってあげたいけど、車のほうが便利かな」
バスの実証事業は9月末まで続けられ、協議会は列車増便の実証事業と比較し検証を進める方針です。