コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が広がる中、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は30日、多くの感染者が確認されているイトゥリ州に入り、地域社会が主体となる対応の重要性を訴えました。
テドロス事務局長は、エボラ出血熱の感染の中心地となっているコンゴ民主共和国東部イトゥリ州を訪れ、現地の対応状況を確認しました。
テドロス氏は、過去16回の流行を終息させた経験に触れ、「今回も食い止められる」と強調しました。
さらに、「重要なのは共に取り組むことで、連帯こそが私たちにとって最大の免疫だ」と述べ、感染の封じ込めには、国際社会による支援に加え、地域住民の理解と協力が欠かせないとして、地域に根ざした対応を進めるよう呼びかけました。
WHOによりますと、コンゴ民主共和国では、28日までにエボラ出血熱の感染が確認された人は210人で、このうち17人が死亡しました。
このほか、エボラ出血熱に感染して死亡した疑いがある人は349人に上っています。