妊娠中の女性が「貧血」の対策として「鉄」を摂取する場合、夕方よりも朝の時間帯が効果的だと広島大学などの研究で明らかになりました。
妊娠中の女性にみられる「鉄欠乏性貧血」は母体の体調不良だけでなく早産や低出生体重児などのリスクがあるとされています。
広島大学によりますと、サプリメントなどの「鉄」の摂取は、1日1回が推奨されているものの、どの時間帯に摂るべきか分かっていませんでした。
今回、広島大学などの研究グループが妊娠中のマウスを使って実験を行い、朝の時間帯の摂取がより効果的だと明らかになったということです。
その理由について広島大学の田原優准教授は…
【広島大学大学院 医系科学研究科・田原准教授】
「お母さんから胎児にいく胎盤のところにも体内時計があり、朝の方が赤ちゃんに「鉄」がいってるのではないかという研究データが出てきた。朝はぜひ(鉄とともに)野菜やフルーツを意識してもらいつつ、タンパク質も意識して摂ってもらったらよりいいんじゃないかと思います」
今後は、人を対象とした臨床研究で検証する必要があり、母親へのアンケートや実際に生まれた赤ちゃんに調査を行うということです。