長野県川上村出身の宇宙飛行士・油井亀美也さんと共に、宇宙を旅したコスモスやレタスの種が、地元、佐久地域に帰ってきました。5月25日は園児たちが、コスモスの種まきを行いました。
係員:
「はい、どうぞ」
園児たちに手渡されたのは、「コスモスの種」。
佐久市の子ども未来館にまくための種ですが、「普通の種」ではありません。
園児:
「宇宙!!」
「宇宙を旅した種」です。
川上村出身で子ども未来館の名誉館長、油井亀美也宇宙飛行士と共に、宇宙を旅しました。
2025年8月、2度目の宇宙滞在に挑んだ油井さん。
ISS=国際宇宙ステーションで約5カ月間、さまざまなミッションを成功させ、2026年1月、無事に帰還しました。
この滞在に合わせて、県酒造組合佐久支部が宇宙を旅した酒米で日本酒を造るプロジェクトを実施。
酒米以外にも佐久の名物であるコスモスやレタスの種も宇宙に送り、ISSの日本の実験棟で半年間、保管されました。
その種が戻り、22日はレタスの種が川上村に贈られました。
川上村・由井明彦村長:
「感無量です、信じられません。400キロ上空を飛んできたやつがこの地上に降りて、しかも川上村に降りて」
今後、村内の小学生や農家がレタスの栽培や収穫を行い、地域の小中学校の給食で提供することを検討しています。
そして、もう一つの「コスモスの種」は25日、園児たちの手によって、佐久の土に返りました。
園児:
「楽しかった」
「(どんなふうに咲いてほしい?)虹色」
佐久市子ども未来館・TOPA館長:
「日本を代表する方が地元から出ていて、未来館という場所で子どもたちに渡せたという、宇宙から次の世代にまで届くような種を受け取った気がしています」
25日種をまいたコスモスは、9月ごろに花を咲かせる見込みで、その花から採れた種は、佐久市内の学校などに配布する計画です。