小泉防衛大臣は23日、札幌市で講演し、「ミサイルを北朝鮮が発射したという現状が、ドローンや無人機が北朝鮮から向かってきているということになるのは、非現実的なことではない」と述べ、「日本の新たな守り方」を構築する必要性を示した。
自民党が札幌市で開いた会合で小泉氏は、「北朝鮮がロシアに1万4千人以上は兵士を送っているといわれている。ロシアは、北朝鮮の兵士をウクライナに送り、ウクライナでドローンや様々な新しい戦い方を覚えて持ち帰り、どこに向けようと次に動いているのかは、言うまでもない」と述べた。
また、「今までは北朝鮮というと、拉致問題、核の開発、ミサイル開発といったものに対して警戒をしていたが、今、一部の情報では、北朝鮮にドローンの製造工場があるといわれている」と指摘した。
そして、「ミサイルを北朝鮮が発射したという現状が、ドローンや無人機が北朝鮮から向かってきているということになるのは、決して非現実的なことではない」との見方を示し、「私は危機感を持っている」と述べた。
さらに、「日本は専守防衛だが、人工知能=AIによるサイバー攻撃も含め、攻撃をする側のコストが圧倒的に下がり、守る側のコストが圧倒的に上がる」とも指摘した。
その上で、「守る側の難しさが次々に出てきている時代に、日本が国民の命と平和な暮らしと日本の領土、領海、領空をを断固として守り抜くだけの『新たな守り方』を構築することをスピード感を持って進めている」として、理解を求めた。