具材がたっぷり乗ったお弁当かと思いきや、器はなんとごはん。
今、おにぎり以上、お弁当未満の新感覚「ネオおにぎり」が人気爆発中。
国民食のおにぎりが新たなブームを巻き起こしていいます。
22日、農林水産省がスーパーでのコメの販売価格を発表。
5kgあたり3768円と、4週ぶりに値上がりしましたが、ほぼ横ばいと行った状況です。
こうした中、“激安”で知られる埼玉県のスーパーに行ってみると、こちらのお米は5kgで3000円を大きく下回る2799円。
そんなお米を手軽に味わえるのが“おにぎり”ですが、今、その概念を覆す、新しいスタイルが女性を中心に人気を集めています。
静岡・浜松市のお弁当屋さんが開発したのは、その名も「おに弁」。
ご飯をお弁当箱に仕立て、へこみを作ると、その中にたっぷりのおかずを入れた、握らないスマホサイズのおにぎりが完成。
値段は1つ300円から、500円まで。
一般的なおにぎりと比べ高額ですが、すぐに売り切れになるなど人気が絶えないといいます。
自笑亭・柏丈史営業部長:
ご飯の量が(1つ)約150グラム使っているので、仮に2個食べたら丼一杯食べるボリュームになる。
お弁当級のボリュームによる満足感が人気の秘訣のようです。
さらに、人気を加速させているのはインパクト十分な“SNS映え”。
見た目と満足感など、付加価値の数々に購入した人からは「新発想でスゴイ!」「手に持って食べられて、小さいお弁当のようで美味でした」「お昼にちょうど良いサイズ」などと、太鼓判を押すコメントが相次いでみられました。
一方で、心配されるのは混乱する中東情勢の余波。
「おに弁」にも影響が出ているのでしょうか。
自笑亭・柏丈史営業部長:
お弁当には容器代とかも入ってくるものですから、おに弁はフィルム1枚で巻いてるだけですので、コストダウンになっているかなと。
“容器いらず”ということで、影響は最小限に抑えられているという「おに弁」。
しかし、人気が高まる中、手作りのため大量生産できないことが悩みの種になっているようです。
さらに、千葉・柏市にある道の駅でも“ネオおにぎり”が。
おにぎり専門のキッチンカーが登場。
店ののぼりには高らかに「一度食べたら忘れられないごほうびおにぎり」と宣言されています。
この“ごほうびおにぎり”。
一体どんな魅力があるのでしょうか。
この日はあいにくの雨にも関わらず、おにぎりを求める多くのお客さんが訪れていました。
おにぎりを作るのは注文があってから。
炊きたてのご飯の上に、具材をたっぷりと乗せたら、ご飯をフタのようにかぶせます。
最後にノリを巻いたら、やさしくギュッと握って出来上がり。
強く握らないことで、おにぎりの中に空気が入り、具だくさんでふわふわなおにぎりになるといいます。
一番人気は、具材が2種類入ったおにぎり。
お値段は1つ500円以上するといいますが、皆さん“ごほうびおにぎり”に舌鼓を打っていました。
客からは「とってもおいしいです。ちょっとびっくりです大きくて」「ボリューム的にはいいですね。満足ですね。ものすごく食進みますよ」「最近おにぎりにハマってて米がつぶれてなくて、ごはんが食べやすいです」などといった声が聞かれました。
さらに、「家ではこんなぜいたくには作れないので、あるもので適当っていうのはあるけど、ちょっとしたぜいたくで買うような感じですね。何よりどこ食べても具材にあえるのがうれしいです」と味に加え、ぜいたく気分を味わう人もいました。
お店では、完売になる日も多く、お客さんも増え続けているといいます。
やさしいせかい・小原千尋さん:
ここ最近で増えているのもありますし、当店リピート率が本当に高くて大満足おにぎりってところを皆さんに評価してもらっているのかなと思います。