スマホは不可欠な情報ツール!充電できる用意を
【充電器・ケーブル・イヤホン】
連絡手段でもあり、情報源ともなるスマホ。現在では命をつなぐアイテムといっていいでしょう。しかし、充電がきれてしまったら、なんの役にも立たないただのかたまりになってしまいます。モバイルバッテリーのほか、ケーブル類も防災リュックに用意しておきましょう。
モバイルバッテリーは普段から使い、自分のスマホが何回、充電できるのかを把握しておくことも大切です。イヤホンもマストアイテムですが、有線のものがおすすめ。Bluetoothイヤホンは電池の消費が早く、イヤホン自体の充電が必要となるからです。
避難所には充電スポットが設けられますが人が殺到します。引っかき合いのケンカを目の当たりにしたことがあります。備えておけば、無用な争いを避けることもできるのです。
お口とデリケートゾーンは清潔に
【衛生グッズ】
避難生活は体調を崩しやすく、免疫が落ちているところに、不衛生な状態が続くと病気を招いてしまいます。
特に、口腔とデリケートゾーンの清潔を保てないと、災害関連死につながることが、2024年の能登半島地震でも明らかになりました。衛生アイテムは不快を取り除くだけでなく、命をつなぐアイテムでもあるのです。
水なしでみがける歯みがきセットや圧縮タオル、ふき取り用化粧水、除菌や防臭アイテム、ボディミストなどを備えます。肌に優しい赤ちゃんのお尻ふきは多用途に使えて便利ですが、爽快感とにおい対策のために汗ふきシートも用意しています。
ちなみに、パウダー入りボディシートは数日間入浴できない環境だと、肌がカピカピになってしまうので、避難生活にはおすすめできません。
避難所のトイレは使えない前提で
【排泄グッズ】
避難所となる公民館や学校のトイレは、多くの人が日常的に排泄することを想定していません。そのためつまりやすく、また、すぐに汚れてしまい使用禁止になります。
最近では最初から災害トイレをセットして使う、あるいは、避難所の1室をトイレ部屋にしてそこで災害トイレを使うというケースが増えています。排泄の我慢は健康を害します。携帯用トイレも自分で用意しましょう。
【Point!】リュックは丈夫なものを
防災リュックは15~20kgの重さに耐えるものを。背負いひもが丈夫なアウトドア仕様で、容量は40Lを推奨します。
辻直美
吹田市民病院、聖路加国際病院で勤務後、国際災害レスキューナースとして活動。 国境なき医師団や国際緊急援助隊医療チームにも所属。 東日本大震災や西日本豪雨などでの救助も行う。いままで30カ所以上の被災地にて活動する。今では、防災講演会、幼稚園から大学まで防災の授業も自治体企業の防災コンサルもしている。
