季節外れの暑さから一転、21日の日本列島は梅雨のはしりの雨となりました。
神奈川・箱根町の芦ノ湖は、湖面が波打ち、霧のため視界は真っ白です。
箱根海賊船は悪天候のため運休となっていました。
強風により傘をさすのにも、ひと苦労です。
観光にはあいにくの天気でしたが、外国人観光客からは前向きな言葉が聞かれました。
イギリスから来た人:
(雨は)イギリスで慣れてる。だからできる限り楽しむよ。
カナダから来た人:
観光船に乗れると思ったんだけどね。私たちは箱根湯本に戻るわ。でもここは相変わらずキレイね!
インドから来た人:
すごく楽しんでるわ。富士山を見たいけど、たぶん無理ね。それでも良かったの。温かいコーヒーでも飲むわ。
21日は東京都内でも早朝から雨となりました。
お台場では雨に加え、風も吹き荒れました。
強風で傘を手で押さえる人の姿も見られました。
街の人は「ちょっと風があるとより寒く感じる」「昨日との温度差がすごく激しいので、10度近くたぶん今日下がったので、より一層寒く感じる」と話しました。
雨は兵庫県内でも。
流れ込んだ雨水で、側溝の水位は急上昇していました。
列島を覆った雨雲。
梅雨入りが近いということなのでしょうか。
矢澤剛気象予報士:
まだ本格的に梅雨入りはしていないが、梅雨に先立って現れるぐずついたお天気。今年の梅雨に関しては、気温が高いという特徴。水蒸気の量が多くなり雨雲が発達しやすい。1回に降る雨の量もかなり多くなることが懸念されます。
現在はまだ梅雨のはしりの時期。
ただ、2026年の梅雨は雨量が多くなることが予想されるといいます。
そうした雨が多くなる時期に注意が必要なのが…。
2024年の夏、神奈川・伊勢原市にある国道沿いの擁壁が崩れた瞬間の映像。
斜面のブロックが土砂で押し流され、走行中の車が巻き込まれました。
5月1日にも相模原市で国道沿いのコンクリート斜面が崩落。
上にあった畑の土や看板、フェンスが歩道に落ち、一時、歩道が通行止めとなりました。
未明から降り続いた雨が原因とみられています。
矢澤剛気象予報士:
雨の量が増えるとこによって地盤がゆるむ。土砂災害や擁壁が崩れる恐れもあるので、気をつけていただければと思う。
古い擁壁は排水口が詰まっている場合などがあり、短時間に大雨が降ると地中にたまった雨水によって崩壊する恐れが高まるため注意が必要です。