2023年1月に閉店した北海道帯広市の百貨店「藤丸」の解体工事現場に侵入し、銅線を盗んで売却した男が建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、帯広市依田長に住む29歳のアスベスト除去作業員の男です。
警察によりますと、男は4月25日午後11時50分ごろから翌26日午前3時20分ごろまでの間、帯広市西2条南8丁目の百貨店「藤丸」解体工事現場に侵入し、建物の4階と6階、7階のスプリンクラー室から配線を切断して、銅線約50キロ(時価約4万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
盗まれた銅線は塩化ビニールに覆われた長さ約20メートルのものでした。
男は解体工事の発注を受けた会社が依頼した下請け会社の作業員で、現場の構造を把握できる立場にありました。
4月27日夕方、解体工事の責任者が帯広署を訪れ「銅線を盗まれた」と被害を届け出たことから事件が発覚。
警察が防犯カメラの映像や銅線の売却先などを捜査し、男を特定し、5月20日夕方、解体工事現場付近で男を逮捕しました。
調べに対し男は「銅線を盗んで売却しました」と容疑を認めているということです。
警察は余罪も含めて捜査を進めています。