食にまつわる最先端の機器や技術などを紹介する展示会が20日、福岡市で始まりました。
福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開催されている「西日本食品産業創造展」。
全国から200社以上のメーカーが集まり、食に関する最新の製造技術や加工機器などを展示しています。
こちらは全自動でまんじゅうなどを包む作業を行う機械です。
◆記者リポート
「おまんじゅうが機械に入ると…手でひねったような、きれいなひだができました!」
小籠包のような複雑な形も作ることができ、材料や使う型を変えることで惣菜パンやチーズ入りハンバーグなどさまざまな物を作ることができます。
こちらのブースでは、機械で作られたできたてのおにぎりが配られています。
自動で米の量を量って型に入れるため、ちょうどよい柔らかさの温かいおにぎりがスピーディーに仕上がるということです。
◆試食した人
「おいしい」
◆試食した人
「ふんわりしていて非常においしい。堅くならず」
ほかにも、のり巻きを作る装置などさまざまな機械が展示されていました。
今年のテーマは「サステナブル」ということで、こんな展示も。
◆記者リポート
「とってもフレッシュなゆずの香りがします」
この会社では、これまで捨てられていたかんきつ類などの搾りかすから高級な精油を抽出する新たな技術を開発。
抽出後に残った物も、さらに家畜の餌などへ活用できるということです。
◆兼松エンジニアリング 本久和磨さん
「『フードロス』というのは非常に大きなテーマではあるので、これから市場も広げていく。いろいろな原料に対してテストし、いいものが見つかれば」
一方、中東情勢の影響はここでも広がっていました。
食品のパックに商品情報などが書かれたフィルムを巻き付ける機械を作っている会社では、ナフサ由来の製品が不足し、従来のようなプラスチック製のフィルムが入手しづらくなっているということです。
そこで、おすすめしているのが紙製の帯。
機械でも使える特殊な紙素材が数カ月前に新しく開発され、導入する顧客も増えているそうです。
◆大竹製作所 岩田剛さん
「だいぶ容器も値段が上がって、フィルムもやっぱり高いということで、『何かないかな』という相談は、けっこう受けるようにはなってきている。紙が多くなる可能性がありますね」
食を支える最新技術が集結したこの展示会は、22日まで開かれています。