コウノトリが巣をつくっているのはなんと“電柱”。九州唯一の繁殖地、佐賀県白石町では4年連続でコウノトリが電柱に巣をつくり、子育てをする姿が確認された。今年は4羽のひなが元気に育っている。
4年連続 “電柱の巣”で子育て
国の特別天然記念物に指定されているコウノトリ。九州では佐賀・白石町でのみ繁殖していている。

コウノトリが巣をつくっているのは電柱。周囲は田んぼや畑が広がる静かな平野だ。この場所でコウノトリの巣が確認されたのは4年連続となる。

今年もコウノトリが子育てをしていて、4羽のひなが順調に成長している。
個体識別の「足環」装着は断念
5月13日、生まれて約40日が経つひなに個体を識別するための足環を装着する予定だった。

「足環」には出生地などの情報を把握できるよう個体番号が記されていて、去年は無事に取り付けることができた。

しかし今年は安全な捕獲のタイミングがなく、足環の装着は断念することになった。
ひなの健康状態も良くサイズも大きい
専門家によると今年のひなの状態はかなり良いという。

兵庫県立コウノトリの郷公園 布野隆之 主任研究員:
外見から判断する限りでは、非常に健康状態の良い個体で、サイズもおそらくかなり大きい個体の部類に入るのではないかと見ました

順調に育てば4羽のひなは5月下旬頃に巣立ちを迎える予定で、地元の人たちは無事に成長するよう見守っている。
