大事なのは「汗をかいたかどうか」。
汗で落ちたり、手やタオルで触ったりした場合は30分後でも塗り直したほうがいいし、そうでなければ数時間経っても塗り直しはいりません。汗に強いオイルベースであっても、フェスやプールなど過酷な環境で過ごすなら、最低1回は塗り直しをすると安心です。
ただ、メイクの上から塗り直すのは大変ですよね。そこでおすすめなのが「UVスプレー」です。最初に塗った日焼け止めと別のメーカーの製品でも構いません。
さらに日焼け止めが落ちにくくなる裏技として「メイクキープミスト」も有効です。「トリメチルシロキシケイ酸」という皮膜剤成分が入っているミストを使えば、メイク崩れだけでなく日焼け止めが落ちるのも防いでくれます。
ちなみに、塗り直し用として「UVパウダー」が人気ですが、過信してはいけません。
なぜならSPF試験は、クリームでもパウダーでも全く同じ塗布量で行われます。しかし現実ではパウダーはパフやブラシでふわっと顔にのせる程度で、使用するのはごく少量。UV効果をそこまで期待しないほうがいいでしょう。もちろん、日焼け止めの上から使うと持ちをよくしてくれる効果はありますので、補助的アイテムとして考えてください。
1年365日の中で、たった1日油断して受けた大きなダメージは、その後、何年も肌に残ります。せっかく364日頑張っていたとしても、その1日だけで台無しになりかねません。夏に屋外で活動する日は徹底的にガードすべき日です。正しい日焼け止めの選び方と塗り方で、本気で臨んでください。
みついだいすけ
現役の化粧品開発者として、日々コスメ業界のリアルな裏側をSNSやYouTubeで発信。大手化粧品OEM会社勤務。
構成=高木さおり
