陸上自衛隊健軍駐屯地に配備された長射程ミサイルをめぐり、市民団体が5月15日に熊本市東区で独自の『説明会』を開きました。団体側はこの中で国に対し、改めて住民への説明の機会を求めました。

【ストップ!長射程ミサイル・県民の会 山下 雅彦 代表】
「国が(説明会を)しないなら〈自分たちでやるばい〉ということで、私たちの知っていることをつなぎ合わせ、みんなで共有し、考えていこうと」

防衛省はことし3月末、健軍駐屯地に射程約1000キロの長射程ミサイル『25式(にーごーしき)地対艦誘導弾』を配備しましたが、住民への説明会を開いていません。

15日は説明会の開催を求めている市民団体『ストップ!長射程ミサイル・県民の会』が健軍文化ホールで集会を開きました。

会場では、市民団体のメンバーらが自分たちで調べたミサイル配備の経緯やリスクなどについて発表。「ウクライナの戦争などで軍事基地が狙われたように、健軍駐屯地も攻撃目標になる可能性がある」と主張しました。

また、健軍校区自治協議会の城戸 健次 会長も登壇し、「長射程ミサイルの配備が抑止力につながるのか疑問。平和外交に徹してほしい」と訴えました。

このほか質疑応答では、参加者から「国に対し、県や熊本市が住民説明会を求めるアクションを起こさないのが不思議だ」といった声が上がりました。

【参加した東区の住民】
「ミサイルがあれば、当然、最初に(敵のミサイルが)飛んでくるんじゃないかと、
かなり不安がある。防衛省は住民説明会をちゃんと開くべきだ」

【ストップ!長射程ミサイル・県民の会 山下 雅彦代 表】
「市民の暮らしにも関わっていることを実感したので、〈説明会を必ず開け〉ということを(国に)要求していく」

テレビ熊本
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