鹿児島県教育委員会は、わいせつ行為を行ったとして北薩地区の県立学校に勤務する51歳の女性教師を懲戒免職処分とした。処分は15日付。さらに、事態を把握しながら約1カ月間にわたって県教委への報告を怠った女性校長にも懲戒処分が下された。
「相手との距離感を誤った」 教師本人がわいせつ行為を認める
県教委によると、女性教師は2024年度から2025年度の間に県内でわいせつな行為を行ったとされる。県教委の聞き取りに対し、女性教師は「相手との距離感を誤った」と述べ、わいせつ行為を認めている。
被害者の人権など配慮すべき事情があるとして、県教委は被害者の情報や事案の詳細を明らかにしていない。

校長も「1カ月報告せず」減給処分に
今回の処分は女性教師にとどまらない。被害者からの相談を受け、学校として事態を把握していながら、約1カ月間にわたって県教委に報告しなかったとして、同校の57歳の女性校長が1カ月の減給という懲戒処分を受けた。
また、熊毛地区の中学校に勤務する53歳の男性教頭についても、パワーハラスメントを理由に戒告処分となっている。
県教委「教育に携わる者としての自覚を」
教職員課の徳留敏郎課長は「県民の教育に対する信頼を著しく損なう不祥事に対し、懲戒処分を行うことになり誠に残念。教職員1人1人に、教育に携わる者としての自覚を強く促したい」とコメントしている。
教育現場への信頼回復に向け、県教委の取り組みが問われている。
