4月から放送中の新コーナー「わたしの里山(すみか)」です。
このコーナーは、私が県内のさまざまな中山間地にお邪魔して、その地域の暮らしを学んでいくコーナーです。
今回の舞台は先週に引き続き、北広島町の吉木編、第2弾です。
前回出会った移住して農家をされる方がおっしゃっていたのが「吉木は移住者の町」…。
今回は移住してきて一からコメ作りに挑戦する20代の若者に出会いました。
前回の振り返り
【大坪正憲さん・辰已麗アナウンサー】
「家電の販売とか」
「本当に町の皆さんのための電気屋さんっていうことですね」
「そうですね」
【若田博さん・辰已アナ】
「でもまあお客さんに喜んでもらって、お客さんに直接届けられるっていうのが売りなんで、喜んでもらえるけえ続けとるっていう」
「うーん」
「なんで吉木なんです?」
「(※ディレクター)地図なんとなく見ながら」
「地図で!?」
「(※ディレクター)はい」
「情報知っとってかと思った。吉木ってすごいんですよ」
「全然何にも知らないです」
「そうなん!?」
「(※ディレクター)すごいんですか?」
「吉木って移住者の町なんですよ」
「えぇ?」
「移住者めちゃくちゃおるんですよ」
「ここですか?」
「そうよ、それ知っとって来たんかと思った」
「全然!」
「今までもものすごい何回も取材来とる。『もうテレビはええ』というくらい」
※一同笑い!
「ほんまに。ほんまにそれ知っとって来たんかと思った」
「全然知らないです」
「移住者の町ですよ。ほんまに」
「北広島町で一番ですよ」
「北広島で一番!?」
「一番。一番うちの部落で言ったら10軒あるけど4軒移住者です」
「えぇ!?」
「人数で言ったら超えとるもん。移住者の方が子供の数入れたら」
「え!」
「ここにもともとおる人より」
「へぇ~」
「(※ディレクター)じゃあ、パイオニアじゃないですか。移住者としては」
「そうやって紹介されるんです。いつも」
※一同笑い!
「いや別に言いたくないんじゃけどそんなの。15年もたったら移住者とかっていう感覚ないですもん」
「あ~」
「もう地元の人間ですよ。農業で頑張っとる人を取材してほしい。本当に。大規模農家がいっぱいおってしっかりやってくれとるけえ、こういう景観が守られとるっていう。うちなんかしれとる、ちょっとです。そういう大型農家と比べたらね」
「行ってみます。ありがとうございました。すみません。突然来て、奥さまにもよろしくお伝えください」
「はい」
「ありがとうございました」
歩いて…
「はあ、今が一番いい季節ですね。歩くにはえぇ!桜きれいにのこってますよ!ここ!すごい!きれい!しだれ桜ですかね?あらあ、ちょっと葉桜になりかけ…。あぁ~いいなあ」
田んぼで作業中の二人を発見
【辰已アナ・田坂一心さん】
「こんにちは~。あっ、2人いらっしゃる。こんにちは、すみません。今って何されてるんですか?」
「田んぼに水をあてるために、水路に冬とかにたまった砂とか泥とかを取って、水をあてられるように準備を」
「水路掃除?」
「そうですね」
「ここが田坂さんの?」
「GWの終わりごろくらいに植えられたらいいかなと。春時期がやっぱりどうしても忙しいので、草刈りっていうところが間に合わないというのが現状ではある」
「これを刈っていらっしゃるところはすごい頑張っている農家さんなんだよみたいなところを、『まるみど』さんにさっき行ってきて」
「あそこの真ん前も作りよるんですけど」
「そうなんですか!?あぁ!あの前を作っていらっしゃるのが田坂さん!」
「はい、あそこ近所も何枚かあるんです」
「あぁ~ご結婚されているんですよね」
「まだ籍は入れていない」
「なるほど!」
「8月に」
「あぁ!フライングですが、おめでとうございます。あらぁ、そうなんですか!」
「で、農業をするためにこっちへ来た。新規就農して今年で2年目です。事業継承で引き継いで」
「はぁ~それは買ったっていう形になるんですか?」
「そうですね。事業継承の時に諸々含めて購入っていう。倉庫とかも含めて」
「あぁ~」
倉庫を見せてもらうことに…
【辰已アナ・田坂一心さん】
「あまり倉庫がきれいじゃないんで」
「きれいじゃないっていうか、でも大きいですね。立派ですね」
「そうですね」
「お邪魔します!」
「はい」
「どれがどの機械なんですか?」
「ここら辺の乾燥機が5台ほど」
「5台!」
「こっち側に並んどるのが乾燥機です」
保管中のお米も見せてもらいます…
【辰已アナ・田坂一心さん】
「もう、ほぼほぼはけたんで、あんまりないんですけど、これだけしか残っていない」
「これは少ない方なんですか?徐々にはけていって…」
「もうほぼほぼ売り先が決まっているので」
「これは在庫じゃなくてもう売る前の?」
「そうですね、はい」
「お~玄米の香りだ!どうでした?初めて収穫した時って」
「そうですね。結構、まあいい感じにできたので」
※一同笑い
【辰已アナ・田坂一心さん】
「よかったなというか、ちょっと一安心というか、やっぱり初めては不安でちゃんとできるかなっていう、いいものができるかなっていうところはあって、買ってくださったお客さんとかもおいしいって言って買ってくださったり、産直でも結構量が出ているのでよかったなというふうに、そこが不安だったので、販路を引き継いだにしても名前が変わったら、やっぱり売り上げも減るんじゃないかという不安があったので、そこの点はよかったなと思います」
田坂さんの師匠にもお会いしました…
【辰已アナ・森田洋見さん・田坂一心さん】
「こんにちは!すみません突然、テレビ新広島の辰已といいます。師匠がいま下におられると…」
「師匠!?」
※一同笑い
「お元気ですね」
「元気ですよ~!なんで、そんな年寄り扱いしちゃいけん」
「ごめんなさい、すみません。失礼しました」
「えぇ~?どういうことかなと思って」
「すみません。まだお元気なのに事業継承されたのは?」
「それは自分もそんなずっと80も90もとか、ずっと続けてやっていける仕事でもないんで、誰か後を継いでくれる人がいないかなというふうな感じでずっと思ってたんだけど、農業のことも一から勉強して、それから2年うちで実際に研修もして、去年から彼が自分でスタートしたような経緯があるんでね。じゃけん結構、今からいえば4年、5年くらい前からの話なんでね。それがずっと積み重なって、やっと去年から独り立ちして今年2年目になるんじゃけど、自分で責任もってやることはちゃんとやるし、まあ全然違うから孫の世界じゃない」
「そうですね」
「だからこっちが思うことと、やっぱり今の彼らの世代といったら価値観というか考え方も違うから、無理やりこっちが思うことを押し付けることもいかがかなと思うし」
「うん」
「まあ、自分が責任もってやってくれる意気込みでやってくれているから、もう全然大丈夫。もう任せてる」
「お~任せてる!」
「うん、こっちとしては本当願ったりかなったりというか、ありがたい話。ありがたいばっかりで、彼みたいに後を継いでこの田んぼとか畑を守ってくれることが一番ありがたい。ほんまありがたいと思う」
「自分で独り立ちしてもすごい相談しやすいし、悩むことなく進めていけているので、そこがほんまの一人だと悩んで先が進まないので、そこがすごいありがたいなという」
「まあ近くにおりますから。その下におるけえ」
「去年の初めてのお米はどうでしたか?」
「ん~~~」
※一同笑い
「そりゃ嘘よ。そりゃ嘘よ。やっぱりね、もうちょっと水の管理とかをこまめにみていったら、そういうところは十分わかっていると思うから遜色ないと思いますけど」
「おぉ~どうですか」
「よかったです」