高知大学は国内初の血圧を下げる治療法「腎デナーベーション」を行ったと発表しました。
5月14日の会見には、北岡裕章病院長と手術を行った野口達哉助教授が出席。県内の40代女性に対し、国内初の腎デナーベーション手術を行ったと報告しました。
「腎デナーベーション」は複数の薬を服用しても血圧が下がりにくい患者を対象に、2026年3月に保険適用となった新たな治療法です。
腎臓内の腎動脈の周囲にはたくさんの交感神経があり、その交感神経が過剰に働くことが高血圧の一因だと言われています。
腎デナーベーションではカテーテルという細い管を足の付け根から腎動脈へ挿入。管の先端から出す超音波で交感神経を熱することでその働きを低下させます。
約1時間の手術を無事に終えた担当医師は―
高知大学医学・野口達哉 助教授:
「血管病は、脳卒中とか心臓の方も含めて一回発生してしまうと、場合によっては一生介護が必要になるような疾患ではありますので、高血圧をもう一度見直して、薬だけでなくなってきたシステムを私自身は非常に期待しています」
高知大学によりますと、腎デナーベーションは一度の治療で長期間の効果が期待できますが、治療を受けるには事前の検査が必要だということです。