福井県小浜市のパン・洋菓子店「パティシェリー岡本」が、福井地裁敦賀支部から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。負債総額は約1億1700万円の見込みです。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、同社は1983年(昭和58年)に創業したパン・洋菓子店です。小浜市の中心市街地で、パン専門店「ブランジェリーOKAMOTO」とスイーツ店「スイートガーデン小浜店」を併設する形で営業し、焼きたてのパンや洋菓子を提供。イートインも可能な地域密着型の店舗として親しまれていました。
しかし、近年は業績が悪化。2021年6月期には年間約4000万円の売上高を計上していましたが、当時の代表の高齢化に伴い営業規模を縮小。2022年12月には変則決算を実施し、2024年3月に息子が代表に就きましたが、同年12月期の年間売上高は約2500万円にとどまりました。
業況が十分に回復せず、借入金の返済など資金繰りの改善が見込めないことから事業継続を断念し、今回の事態に至りました。
負債は債権者41人に対し約1億1700万円の見込みです。