東京都文京区に本社を置くヨネックスは12日、2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)の通期決算を発表しました。連結売上高は1636億円(前期比18.3%増)、営業利益は165億円(同16.7%増)となり、売上高・営業利益ともに過去最高値を更新しました。
売上高の拡大を牽引したのは、アジアを中心に競技人気が継続するバドミントン用品と、国際大会での契約選手の活躍によりブランド認知が高まったテニス用品です。
売上総利益率は44.3%となる一方、広告宣伝費や人件費などの販売管理費が増加しましたが、増収による売上総利益の増加がこれを上回り、営業利益は過去最高を記録しました。
親会社株主に帰属する当期純利益は120億円(同14.2%増)、1株当たり当期純利益は141.42円となっています。
2026年3月期の期末配当は1株当たり13円(普通配当)となり、中間配当12円と合わせた年間配当金は25円です。前期(22円)から3円の増配となります。
配当方針としてDOE(株主資本配当率)3%程度を目安とした安定配当を掲げており、2027年3月期は年間28円を予定しています。定時株主総会は2026年6月24日に開催予定で、配当の効力発生日は翌25日の見込みです。
2027年3月期の連結業績予想は、売上高1780億円(前期比8.8%増)、営業利益178億円(同7.6%増)を見込んでいます。地政学リスクや原材料価格の動向など不透明な外部環境が続く中、同社は「グローバル成長戦略(GGS)」に基づき、ブランド認知向上へのマーケティング投資と事業基盤の強化を継続する方針です。