全国で相次ぐ、高級ブランドの窃盗事件。県内でも額にして1億7000万円にも及ぶ同様の被害が出ていたことが分かり、被害に遭った男性が取材に応じました。
警報音が鳴り響く中、衣類を持ち出す複数の人物。
これは5月1日、福井市の高級ブランド店で撮影された防犯カメラの映像です。
盗まれたのは衣類やアクセサリーなど約180点。
被害総額は6000万円にも上るとされ、犯行時間はわずか3分ほどだったといいます。
ゴールデンウイーク期間中、福井市の別の店や名古屋市の住宅でも窓ガラスやドアが壊され、高級ブランド品ばかりを狙った窃盗事件が相次ぎました。
これらとよく似た被害が県内でも・・・。
【被害男性】
「ここに置いていた服や靴、ベッドに置いていた物とかやられた」
「特定のブランドだけを?」
【被害男性】
「クロムハーツばかり。あとはルイ・ヴィトン」
5月4日、午後7時ごろ鳥栖市の住宅で高級ブランドの衣類や腕時計など250点あまりが盗まれました。
被害総額は、1億7000万円相当になるといいます。
県外で起きた事件と共通するのは、“強引で計画的な犯行”でした。
【大川内リポーター】
「犯人は、玄関とは別のこちらの勝手口のドアを無理やりこじ開けて、中に入ったということです」
部屋に入った犯人は最初に警備システムを止め、約10分間という短時間で犯行に及んだとみられます。
【被害男性】
「(家族が)家に行ったのが(午後7時)20分ぐらい。もうその時にはいなかったということなので(犯行時間は)10分ぐらいのはずなんで」
被害男性から様子を見てほしいと連絡を受け、駆け付けた家族は。
【被害男性の家族】
「2階は電気がついていない状態なんですけど、そこがついていたので、ちょっとおかしいなと」
Q実際に玄関は開いていたんですか?
「玄関は開いていた」
犯行後、犯人は玄関から外に出て、乗ってきた車で逃げたとみられています。
盗まれた高級ブランドについて被害男性は、近年、価値が高騰していると話します。
【被害男性】
「めちゃくちゃ上がっていると思う。去年僕が正規店から買った物が(値段)もう倍になってたり、そもそも正規店でも買えないから、二次流通の世界を活性化しているようなブランドになるので」
被害男性は人的被害がなかったことが、唯一の救いだと語ります。
【被害男性】
「周りの人に被害がなかったこと、もし周りの人たちが気づいていたらその人たちけっこうやられてたりすると思うんですよ。(犯人に対して)罪悪感を持って暮らせるぐらいだったら、計画する頭があるなら、その計画を別のところで使えばいいのにな、残念だな。残念な方だな」
警察は住居侵入・窃盗事件として、被害届を受理。
個別事案のため詳細については差し控えるとしています。