11日夕方、鹿児島市で横断歩道を渡っていた男子小学生が車と接触する事故がありました。

接触した車は現場から逃走していて、警察はひき逃げの疑いで行方を追っています。

男子児童が通う小学校では、安全確保のため12日の下校時間帯に教職員らが通学路に立ち児童らを見守りました。

警察によりますと11日午後5時ごろ、鹿児島市中山2丁目の県道で、1人で横断歩道を歩いて渡っていた鹿児島市の10歳の男子児童が、直進してきた車と接触しました。

男子児童は転倒しましたが、車はそのまま走り去ったということです。

男子児童は擦り傷の軽いけがをしました。

近くを走っていた車の運転手が事故を目撃し、「小学生が横断歩道を横断していたら車と接触した」と110番通報しました。

中川雅温記者
「ひき逃げ事故があった現場です。片側1車線の見通しのいい道路で、約300メートル離れた場所には小学校もあります」

現場は信号機のない横断歩道で、関係者によりますと、事故当時、別の車が横断歩道を渡る児童を待っている状況で、対向車線から来た車と児童の手が接触したということです。

男子児童は下校中ではありませんでした。

12日、現場近くの小学校では登下校中の交通安全に注意するよう改めて児童に呼びかけました。

また、下校時は教職員が通学路に立ち児童を見守りました。

中山小学校・福森真一校長
「子どもたちに日頃指導している横断歩道の渡り方をできているか見守った。(児童が)手を上げても見づらいことが確認できた。再度、指導したい」

また子どもを迎えに来る保護者の姿も。

保護者
「(事故を聞いて)ショックです」
「(子どもたちを)見送る距離を長くする」
「子どもが道路に飛び出たら接触すると思うことが日常であった。いつか起こるだろうなと思っていた」
「(交通量は)すごく多くて、片側1車線しかないので車の量も多いし、運転している方もハラハラしながら見ている状況。事故は起こりやすそうだなと思っていた」

車は中山交番方向に逃げたとみていて、警察は付近の防犯カメラやドライブレコーダーを解析し、ひき逃げ事件として車の行方を追っています。

警察はドライバーに横断歩道の手前で減速し、渡ろうとしている歩行者がいるときにはしっかり止まるように呼びかけています。

また、歩行者にも横断歩道を渡る前に安全確認するよう呼びかけています。

鹿児島テレビ
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