水田の上に太陽光パネルを設置し、発電とコメ作りの両立に取り組む、宮城県美里町の水田で、5月11日、田植えが行われました。
これは、仙台市の農業法人「舞台ファーム」が今年始めたもので、美里町の水田で地元の農家とともに発電と農業を組み合わせた「営農型太陽光発電」で、発電しながらコメを作ります。
およそ3.9ヘクタールの水田に設置した太陽光発電設備は、支柱の間隔がおよそ4.7メートルと、田植え機で作業できるように設計されています。
太陽光パネルがあることで水田に届く日光は7割ほどになりますが、稲の成長に大きな影響はなく、収穫量は通常の水田と同程度の見込みだということです。
作った電力は水田に隣接するレタス工場で使い、必要な電力の7割をまかなえるということです。
また、将来的な『農業の自動化』を見据え、田植え機や農薬散布のドローンなどにも、ここで作った電気を使えるようにしたいとしています。
舞台ファーム 伊藤啓一専務
「農業は、今はまだまだ電力化されていないんですけども、これから必ず電力化してくると思います。AIとか様々な動力だとかロボット化だとか、そうなったときに電力は非常に重要になってきますので、農業こそエネルギーとの連携、つまり『農エネ業』が前向きになってくると思います」
収穫は今年9月ごろの予定です。