仙台市が子育て環境を充実させようと、仙台市青葉区の西公園に整備を進める「屋内遊び場」についてです。5月12日から整備地では、文化財の発掘調査が始まりました。
記者リポート
「屋内遊び場が整備される西公園南側、市民プール跡地では、現在、重機を使った作業が行われています」
発掘調査は開発事業を行う際に、貴重な文化財の破壊などを防ぐために実施するよう、法律で義務付けられています。
「屋内遊び場」が整備されるのは、桜ケ丘公園遺跡内で、文化財が発掘された場合は記録・保存されるということです。
仙台市が整備を進める「屋内遊び場」は、天候を気にせずに遊ぶことができる施設で、延べ床面積がおよそ3700平方メートルと東北最大級となります。
今年に入ってから、地質調査も行われていて整備に向けた準備が進んでいます。
仙台市子育て応援都市推進課 水戸幸浩課長
「遊び場は子供たちの成長の原点だと思っている。その一方では、子供たちが遊ぶ環境が様々変化してきている。こうした文化財調査などの準備も滞りなく進められるように着実に進めていきたい」
施設の本格的な工事は来年から始まる見込みで、2029年中の開館を目指しています。
一方こちらは…。
地底の森ミュージアム 平塚幸人館長
「この遺跡は1987年と88年、小学校を建てるための発掘調査で見つかりました」
太白区長町南にある「地底の森ミュージアム」です。
文化財発掘調査で見つかった「富沢遺跡」を囲って建てられました。
2万年前の旧石器時代、この場所には森林が広がっていて、いまも当時のシカのふんなどが残されています。
記者リポート
「あちらに見えるのは私たちの先祖によるたき火の跡です。狩りの途中に獲物を焼いて食べるなどして休息をとっていたと見られています」
埼玉から訪れた人
「びっくりして2万年前のものも残していて、すごく感動した」
今年で開館から30年を迎えるこの施設では初めての大規模改修工事が行われるため、8月末から2029年3月まで、長期休館します。
地底の森ミュージアム 平塚幸人館長
「展示の方は照明なんかが変わると思いますので、見え方が変わってくるかなと思っておりますので、その辺も楽しみにしていただけたら」