磐越自動車道で部活動遠征中の高校生などが死傷したマイクロバス事故を受け、仙台市教育委員会は移動について、送迎の実態調査を行うことなどを決めました。
仙台市 郡市長
「学校外での活動についても移動中も含め、子供たちの安全を守っていくことが最優先。教育委員会と連携しながら安全な活動に向けて対応していきたい」
5月6日、福島県郡山市の磐越自動車道で、新潟県の高校の男子ソフトテニス部員を乗せたマイクロバスがガードレールなどに衝突し、高校生1人が死亡、20人が重軽傷を追う事故が発生しました。
この事故を受け、仙台市教育委員会は仙台市立の全ての学校に対し、5月13日以降、部活動の遠征や大会などへの移動手段について、市教委がまとめた部活動の方針に基づく運用ルールの徹底を求める通知を出すということです。
そもそも、移動手段のルールは、どのように定められていたのでしょうか。
仙台市 郡市長
「移動手段において原則として、(1)公共交通機関を利用、(2)貸し切りバス等の事業者への依頼を検討、(3)保護者に協力を求める、の順で運用していると聞いている」
こうしたルールがある一方、仙台駅前で話を聞くと…。
中学・高校で剣道部(20)
Q.遠征はどうやって移動した?
「学校が出してくれるバスで行くか、保護者の車乗り合わせていくかでした」
Q.基本は公共交通機関というルールを知っていた?
「知らないです」
Q.公共交通機関での遠征は?
「ないです」
元バスケットボール部(18)
Q.公共交通機関での遠征は?
「遠征というか、練習試合くらいはあります」
子供が元バスケ部
Q.原則公共交通機関というルールを知っていた?
「ちょっと分からないです。公共交通機関で行ける所ならいいんですけどね。そうでないところもあると思います」
大崎市では…。
男性
「自分の経験からしても、公共交通機関で行ける所もあるとは思うんですけど、地方では、そうじゃない所も多いので、公共交通機関に限定するのは難しいかなとは思います。部活動をやっていると荷物が多かったりもして、そういう面でも、公共交通機関だけで移動するのは大変だと思います」
女性
「働いてる親御さんも多いと思うので、できればみんなで貸し切りバスで行った方がいいかなとは思います」
また、宮城県教育委員会でも、全ての県立学校に対し部活動の遠征時の移動について、安全確保を徹底するよう通知を出します。
通知では事業者に有償で運送を依頼した場合、厳しい運行管理が求められる、緑ナンバーであることの確認や、交通事故が起きた場合の連絡態勢を確かめておくことなどを求めています。