5月10日、福島県福島市で高齢の男が同居する妻を殺害する事件が起きた。「妻が寝ている間に犯行に及んだ」そう供述しているという容疑者。警察は事件の背景に“介護疲れ”があるとみている。
11日に殺人の容疑で送検された、福島市伏拝の無職・井上巧容疑者(82)。
10日午前4時ごろ、自宅で妻・悦子さん(76)の頭を殴ったり首を絞めたりして殺害した疑いが持たれている。
「妻を殺しました」・・・井上容疑者が警察に電話で自首したのは、犯行から約2時間が経った10日午前6時20分ごろのこと。
捜査関係者によると「妻が寝ている間に、自宅にあった金属製のバールで前頭部を殴った」と供述しているという。
司法解剖の結果、妻・悦子さんの死因は窒息と判明した。
近くに住む人は「奥さんは前から具合が悪いということで、一生懸命献身的に介護とかされていたようだ。外出はなかなか大変ということで、旦那さんがだいぶ家庭のこともやっていたみたい」と話す。
妻と2人暮らしだった井上容疑者。
警察は事件の背景に“介護疲れ”があるとみて調べを進める方針。