雪どけに合わせクマの出没が新潟県内でも増えているが、柏崎市では街なかにカモシカが出没。さらに県庁では4月、キツネがお昼寝する姿も目撃されている。専門家は、こうした野生動物には近づかないよう注意を呼びかけている。
銀行や酒造会社へ…柏崎市の街なかに“カモシカ”出没
4月下旬、新潟県柏崎市の第四北越銀行柏崎支店にやってきた珍客。それは体長1mほどのニホンカモシカだ。
ATMコーナーに入り込んでしまったため、職員がシャッターを閉めて閉じ込めたという。
そして、柏崎市が手配した業者が吹き矢で麻酔を打ち、眠ったところを捕獲。カモシカは市内の山に放たれたという。
このカモシカ、実は捕獲された銀行に行く前、約150m離れた酒造会社・原酒造でも目撃されていた。
原彩子常務は「(建物の)中に入られると大変なので、みんなで扉を閉じた。びっくりした。蔵の中で『カモシカ?』みたいな感じになっていた」と振り返る。
県庁では“キツネ”がお昼寝 やすらぎ堤を歩く姿も
一方、1週間前に県庁の中庭にいたのはキツネ。太陽の光を浴びながら気持ちよさそうにお昼寝していた。
県庁では、25年もキツネの目撃情報が。さらにそこから3km離れた新潟市中央区のやすらぎ堤を歩く姿も目撃されていた。
「噛まれると菌が」専門家が注意呼びかけ
野生動物の生態に詳しく共生を目指し活動を行う『うぃるこ』の山本麻希社長は「普通にタヌキ・キツネなどの中型獣は皆さんが思っている以上に都会の本当に小さな緑地に住んでいたりする」と話す。
ただ、かわいい見た目とは裏腹に野生動物には注意が必要だと指摘する。
「野生動物なので、ダニなどの寄生虫があったりとか、噛まれたりすると、そこをベースに菌が入ってしまうこともある」
例え見た目がかわいくても野生動物を見かけたときは近づかない、触らないことが重要だ。
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