なぜ「公衆電話」が災害時に便利なのか

公衆電話には、 

・通信規制の対象外として優先的に扱われる
・停電時でも使用できる

といった特徴があります。海上保安官として災害対応にあたっていたとき、通信規制の中でも使える連絡手段があったおかげで、情報を素早くやり取りできた経験がありました。

その体験から、「いざという時に使える手段や知識は多いほどいい」と感じ、子供たちにも災害時の連絡方法のひとつとして「公衆電話」を使うことを教えています。

災害時に子供の「できる」を増やす

いつ、誰が、どんな状況で災害に遭うかは誰にも分かりません。

だからこそ、大人がそばにいなくても、連絡を取る方法や飲み物を確保する方法を知っていることが大切です。

親が子供のために「防災グッズ」を用意するだけでなく、災害時のための練習などを通して、子供が自分で判断したり、動ける力を身に付けていくことが、本当の意味での防災力アップにつながるのかもしれません。

川崎みさ(かわさき・みさ)
1985年生まれ、広島県在住。元海上保安官で2児のママ。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、防災士、ひろしま防災Jプログラムトレーナー。

川崎みさ
川崎みさ

1985年生まれで広島県在住。元海上保安官で2児のママ。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、防災士、ひろしま防災Jプログラムトレーナー。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックを発信する。
産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、「親としての覚悟と準備の足りなさ」を自覚し、災害への備えを考えるようになる。海上保安庁を退職後に「災害について多くの人に考えてもらえるキッカケになれば」と、防災についての発信や、防災教室を開催している。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むこと。