【1】ランドセルには「防災ハンカチ」(学校用)
子供が小学生になってから、ランドセルの普段開けないチャック付きポケットに、油性ペンで親や親族の連絡先を書いた「防災ハンカチ」を入れています。
海上保安官は転勤が多く、近くに頼れる親族がいないこともあり、毎回引っ越し直後は地域に誰も知り合いがいない状態になります。
西日本豪雨で一緒に被災した同じ宿舎のママ友たち(全員夫が海上保安官)とも「子供のために災害にどう備えるか」をよく話し合っていました。 そんな中で私が思いついたのが、この「防災ハンカチ」です。
「防災ハンカチ」は、家の片付け中に見つけた未使用の無地ハンカチを、捨てる前に何かに活かせないかと考えたことから生まれました。
海上保安官として働いていた頃、長期航海中は海の上で生活するため、スーパーやホームセンターには行けません。欲しい物があってもすぐには手に入らない環境だったので、「今ある物でなんとかする」という習慣が自然と身につきました。その習慣を家庭でも応用し、家にあった未使用のハンカチを使って、子供のための防災グッズを作ることにしたのです。
この「防災ハンカチ」には、油性ペンで親族の連絡先や、親からのメッセージを書き込んでいます。災害時にもし私たち親と連絡が取れなくなっても、周囲の大人がすぐに連絡先を確認できるようにするためです。さらに、布ハンカチならではの実用性もあります。
・日差しが強い時は首に巻いて日除けに
・水で濡らして首に巻けば熱中症対策に
・ケガをした時は三角巾代わりに使える
油性ペンの文字は雨でもにじみにくく、紙のメモより耐久性があります。薄くて軽く、ランドセルのジャマにもならないので、常に入れっぱなしにしています。
