親が育てられない赤ちゃんを匿名でも預かる、慈恵病院の『こうのとりのゆりかご』。28日、検証のための熊本市の専門部会が開かれ、昨年度の妊娠に関する相談件数などが報告されました。

昨年度1年間に県、熊本市、慈恵病院に寄せられた妊娠に関する相談件数は合わせて6146件で、前の年度を2031件上回りました。

6000件を超えたのは2020年度以来となります。

このうち熊本市への相談は4368件で過去最多を更新。市が2023年度に開設した『妊娠内密相談センター』や24時間相談を受け付ける『にんしんSOS熊本』への相談がそのほとんどを占めています。

市は、2023年度以降市内全ての中高生に対し夏休み前に相談窓口を知らせる啓発用カードを配布するなどしていて、相談窓口の認知度が上がったことが件数の増加につながったのではないかとしています。

一方、昨年度の慈恵病院への相談件数は1711件で前の年度を290件上回りました。

また、専門部会は28日昨年度下半期の『ゆりかご』の運用に「明らかな違法性は認められなかった」としています。

一方、『ゆりかご』の昨年度の預け入れ件数などについては5月下旬に公表される見通しです。

テレビ熊本
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