福岡県宗像市の歴史ある寺で28日、毎年恒例の火渡りの行事が行われました。

◆記者リポート
「般若心経が響き渡る中、すさまじい勢いで煙が出てきました。炎も上がっています」

宗像市にある鎮国寺。

建立約1200年で、真言宗では日本最古の寺とされています。

毎年4月28日には国の重要文化財にも指定されている「秘仏身代り不動明王立像」を1日だけ一般公開していて、それに合わせて1年の無病息災などを願う火渡りの行事が行われます。

参拝者たちは願いごとが書かれた「護摩木」と呼ばれるお札を火にくべ、燃え尽きた後、まだ熱い灰の上をそれぞれの願いを込めて渡って行きます。

記者も、10年前から参加しているという宗像市在住の有村さんと火渡りに挑戦します。

◆記者リポート
「熱い、熱い、熱い。あつ、あつ」

◆有村さん
「熱かった」

灰は、この10年でもかなりの熱さだったということです。

◆10年前から参加 有村さん
「きょうは、あっちっちでした。家族の健康、まず身内から始めて、戦争も起こっているので、『平和になりますように』と」

お経を唱えながら、顔をしかめながら、続々と灰の上を渡っていく約1000人の参拝者たち。

親子そろってはだしで参加した2人は…。

Q.お子さんもはだしですが、結局歩かなかった?
◆参拝者(保護者)
「ちょっと熱そうだったので。どうだった?」

◆参拝者(子供)
「怖かった」

◆参拝者(保護者)
「歩いてないけどね」

◆参拝者(子供)
「でも熱かった」

汗ばむような日差しの中、参加者たちは熱さに耐え、今年1年の健康を祈っていました。

テレビ西日本
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