お出かけする機会も増えるゴールデンウィークに突入する中、首都圏を走る国道17号沿いで相次ぐ窃盗事件。
埼玉・熊谷市の住宅街では27日、被害に遭ったという男性は「(家に)帰ってきて鍵を開けて居間にいったら、家の中にすだれがある、それが下がっていた」と話します。
27日午前11時ごろ、自宅に戻った際に抱いた違和感。
居間にかけていたすだれを上げてみると、窓ガラスが割られ何者かが侵入した痕跡があり、慌てて置いていた現金を確かめると…。
被害に遭った男性:
この中に9万円が入った封筒があった。「もしかしてやられたかな?」と思って見たら、やっぱり抜かれていました。9万円。
さらに隣の部屋からも。
被害に遭った男性:
こちらの封筒に5万1000円入っていて、それもそっくり抜かれていました。
被害額は合わせて14万1000円に及ぶといいます。
被害に遭った人の話によりますと、恐らく室外機の上に足を乗せて、窓を開けて中に侵入したのではないかということです。
警察によりますと、国道17号に近い熊谷市内の2つの地区では27日、住宅から現金などが盗まれる被害が複数件発生しました。
東京・日本橋を起点に新潟市まで続く“物流の大動脈”、国道17号の周辺では窃盗事件が相次いでいました。
さらに、今回の連続窃盗が起きた住宅街から約30km離れたさいたま市では先週、国道16号沿いで5件の連続窃盗事件が起きていました。
なぜ、埼玉県を走る国道周辺で窃盗事件が相次いで起きているのか、元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は犯罪グループによる組織的な犯行である可能性を指摘します。
元埼玉県警捜査一課・佐々木成三氏:
数が多すぎるというのと、エリアが集中していると思った。ここまで連続であると、何か犯罪グループで行っているような感じはする。車の利用は間違いなくしていて、同じやり方で入れる住宅を狙っているような感じ。
佐々木氏は、“侵入する住宅探しや確実な逃走ルート確保のために犯行グループが国道沿いを狙っているのでは”と説明し、家を空けることが多くなるゴールデンウィークには自衛策が必要だと指摘します。
元埼玉県警捜査一課・佐々木成三氏:
防犯設備をしなきゃいけない。(窓に)補助錠をつけるということと、窓が開いたら音が出る開閉センサー。容疑者が入りにくい家にすることが大事。