イラン外務省は27日、アメリカがイラン船籍のタンカーを法律に基づいて拿捕したと発表したことについて、「国際水域における海賊行為を正当化している」と強く批判しました。
イラン外務省のバガイ報道官は、「タンカーを拿捕し、積荷を没収する行為を“合法化”したにすぎない」と指摘したうえで、「国際水域における海賊行為を正当化したものだ」と重ねて批判しました。
そのうえで、「アメリカは明白な違法行為について責任を負わなければならない」と警告しました。
また、こうした中、イランの一部メディアは、ホルムズ海峡を通過する船舶から通航料を受け取る構想をめぐり、中央銀行にドルやユーロ、人民元、イランリアルの4つの口座が開設されたと、国会議員の話として伝えています。
この構想では、ホルムズ海峡を通過する船舶に対し、安全確保や海上サービスの見返りとして通航料を課すことが想定されていて、イラン議会で関連法案の検討が進められているということです。