キャンプ瑞慶覧にある土地の一部が返還される時期について、政府は27日に「およそ一年かかる」との見通しを示しました。
今月開かれた日米合同委員会では、キャンプ瑞慶覧の居住エリア「喜舎場住宅地区」の一部約5ヘクタールの返還が合意されました。
現場を視察した宮崎防衛副大臣は、住宅の移設や新たな境界線の設定などの作業が完了次第土地が返還されると説明し、返還の時期が1年後になるだろうとの見通しを示しました。
返還予定地の近くには沖縄自動車道喜舎場スマートICがある事から、北中城村の比嘉孝則村長は県道とのアクセス向上や渋滞の緩和に向け、整備への支援を求めました。
ところで、米国防総省が2027年度の予算要求資料のなかで、名護市辺野古で建設が進む代替施設とは別の「長い滑走路」が選定されるまで普天間基地は返還されないと明記していたことが分かりました。
普天間基地の返還を巡っては、これまでも代替施設の滑走路が短いことが指摘されていて、米防総省は辺野古移設が完了しても普天間基地が返還されない可能性について言及していますが、日本政府は「従来の返還計画に変更は無い」としています。