いまだ鎮火のめどがたっていない岩手・大槌町の山林火災。
延焼範囲を見てみると、発生翌日には約200haでしたが、27日時点では約1600haと8倍まで拡大しています。
これは平成以降では2025年に大船渡市で起きた山林火災に続いて2番目の規模となっています。
──夜を徹して懸命な消火活動が続いていると思うが、なぜ難航している?
発生から6日目ですが、大槌町の現地調査を行った日本大学の串田圭司教授によりますと、「リアス式海岸」と呼ばれるこの地域の地形が関係しているといいます。
火が山を駆け上がるスピードは勾配がきついほど速くなるとされていますが、この「リアス式海岸」は斜面が大変急で、火の燃え広がりが早いのではないかと指摘しています。
また、「リアス式海岸」は風向きが変わりやすいうえに突発的な強風が起きやすいため、消火活動を困難にしている可能性もあるということです。
──27日で発生から6日目だが、鎮火に向けてはどんなことが必要になってくる?
串田教授によりますと、火の勢いを弱めるためにはまとまった雨が必要になってくるということです。
ただ当面は人的被害が出ないよう、ポイントを絞って消火活動をする必要があるということですが、雨に関しては28日夕方はまとまった雨が期待できるということです。