愛媛県松山市の消防団で、団員が出動しているように装い報酬約30万円を不正に請求したことが判明し、4月25日に発表されました。分団長はすでに退団し、分団の事務費や食事会に充てていたとしています。
松山市消防局によりますと、不正請求していたのは松山市内にある消防団の分団長。2017年1月から今年1月までの間、団員10人が延べ90回出動したように装い、出動報酬30万9900円を不正に請求しました。団員の出動は、訓練や年末特別警戒などを口実にしていたとしています。
分団長は団員10人の通帳と印鑑を預かっていて、無断で分団の通帳に移し替えて、分団の事務費や食事会など運営費に充てていたということです。
消防局の聞き取りには「悪意があった。出動したと偽った」と説明していて、私的な流用なかったとしています。
この不祥事は退団していると認識している団員から「活動していないのに出動報酬の源泉徴収票が届いた」との連絡を受け発覚しました。
分団長はすでに退団し、不正請求した報酬を全額返還すると話しています。
消防庁は、団員の通帳と印鑑を預かることを禁止していて、松山市消防局がこの不祥事を受けてほかの分団を調べたところ、ほかにも2つの分団で判明したということです。
消防団は再発防止策として、出動報告を複数人で確認することにし、大西浩司消防団長は「誠に遺憾でお詫び申し上げる。消防団全体で再発防止に努める」としています。
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