福岡県北九州市の名物グルメをさらにおいしく。

今ではすっかり珍しくなった駅ホームでの立ち売りで知られる「かしわめし」が新たな挑戦です。

「折尾~名物~かしわめし弁当~♪」

福岡県北九州市のJR折尾駅での立ち売りでおなじみ、東筑軒のかしわめし。

秘伝の炊き込みご飯に、甘く煮た鶏そぼろとふわふわの錦糸卵を乗せた、市が誇る名物駅弁です。

東筑軒が創業したのは大正10年。

以来、旅のお供としてだけでなく、市民のソウルフードとして愛されてきました。

そんな東筑軒は去年10月、コンビニ弁当の普及や鉄道利用者の減少などを背景に業績不振に陥り事業を譲渡。

今後の展開が注目される中25日、大きな動きがありました。

◆記者リポート
「リニューアルした店内では、今まで通り立ち食いを楽しめつつ、座席が置かれ座って食事をすることができます」

折尾駅近くの本社を改装し、新たな店舗を開いたのです。

以前の店舗はうどんの「立ち食い」コーナーのみでしたが、座って食べられるテーブル席を新設し、うどんなど幅広い種類のメニューをゆっくり楽しめます。

◆来店客
「すごい助かります。ゆっくりご飯食べられるんでいいと思います」

Q.きょう何食べますか?
◆来店客
「ちくわうどん。うどんすき!」

そして新店舗の目玉としてあの名物がさらにおいしくいただけることになりました。

◆来店客
「初めての感覚」

◆来店客
「かしわめし弁当しか食べたことないが、温かいのおいしい」

これまでは工場で製造し提供してきたかしわめしを、店舗内で炊き上げ「できたて」「ほかほか」の状態で味わえるようになりました。

注文に応じその場で仕込むため、売り切れの心配もありません。

一方、店内を見てみると伝統の立ち食いも人気は根強いようで…。

Q.やっぱり「立ち食い」?
◆来店客
「これに慣れているので、おいしいですよ。相変わらず」

老舗ならではの古き良き文化も残しつつ、老若男女がいつでも楽しめるお店に生まれ変わりました。

◆東筑軒 山内裕太 社長
「今までは駅の利用者しか利用できなかったので、地域に根付いた東筑軒をより多くのお客様に食べていただきたい。立ち食いの文化も残しつつ、座って食べれる『東筑軒が進化する』」

100年以上にわたり受け継がれてきた、かしわめし。

伝統の味を守り抜くため東筑軒が駅から飛び出し、新たな一歩を踏み出しました。

テレビ西日本
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