クマなどの野生動物の被害対策を話し合う富山県の会議が開かれ、今年度からクマの出没情報を迅速に発信できるようにリニューアルされたツキノワグマ出没地図「クマっぷ」などについて説明されました。

会議には、県や市町村の担当者など約60人が出席し、県生活環境文化部の柳田貴広理事が「クマの出没情報が増えてきているので、地域住民への注意喚起を行ってほしい」とクマへの警戒を強めるよう要請しました。

会議ではクマの個体数管理対策につい説明され、今月中旬から来月にかけて若いハンターの育成も兼ね富山市有峰でツキノワグマ10頭の捕獲を目指すとしています。

また、クマの目撃や痕跡の情報をまとめた「クマっぷ」を刷新し、従来県を通して発信されていたクマの出没情報を市町村が直接更新できるようにしました。

これにより、より迅速にクマの出没情報が目撃と痕跡とに色分けして地域に発信できるようになったとしています。

去年県内では、大量出没の年になり、ツキノワグマの出没件数が1059件と、過去10年の最多になり、今年はすでに山間部などでクマの出没が20件確認され、去年より多くなっています。

山菜取りなどで山に入る機会が増える時期、県では複数人で行動し、鈴やラジオなどのを鳴らすのはもちろん、クマ撃退用スプレーの携行やヘルメットの着用を呼びかけています。

*県自然博物園ねいの里間 宮寿頼館長補佐
「5月中旬以降になってくると、若いクマが出たり、クマが繁殖期に入っていくので、ぜひ情報を早く掴んで、その日は不要不急の外出を控えるなど対応してもらいたい」

富山テレビ
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