ホルムズ海峡で緊張が続くなか、ITF(国際運輸労連)は22日、FNNの取材に応じ、海峡周辺で足止めされている船員の厳しい状況を明らかにしました。
ITFによりますと、ホルムズ海峡周辺では、約600隻、2万人の船員が足止めされているということです。
これまでに、約1900人の船員から相談が寄せられ、このうち約半数が賃金や契約条件に関する問い合わせ、約2割が帰国を求める内容だったということです。
ITFはこれまでに450人の帰国を支援したとしています。
帰国した船員の中には、発砲や軍事行動への不安に日常的にさらされたことで、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状がみられるケースもあったとしています。
また、現時点では食料や水の深刻な不足は起きていないものの、状況が長期化した場合、補給に支障が出るおそれがあると指摘しました。
そのうえで、仮に安全な通航が再開したとしても、物流が正常な状態に戻るまでには、6カ月から1年程度かかるとの見通しを示しました。