宮崎県宮崎市では初めてとなる茶葉をてん茶にする加工場が3月に完成しました。
てん茶は抹茶の原料となります。
長期間にわたって収穫できるということが、人手不足が深刻なお茶農家の労働環境の改善につながると期待されています。
宮崎市高岡町に完成したのは抹茶の原料となるてん茶の加工場です。
県内13戸のお茶農家が出資して設立した、みやざき一茶園が国の補助を受けて作りました。
(オカファー エニス 豪アナウンサー)
「蒸された茶葉はこの機械を通ることにより香ばしい抹茶特有の香りがつくということです」
この加工場では宮崎市、西都市、小林市などの契約茶畑でとれた茶葉を一元管理します。香りをつけ、蒸す、乾燥させるなどの工程を通して抹茶の原料となるてん茶を作ります。
国の内外に向けて年間およそ300tのてん茶を生産する見込みで、てん茶加工場としては県内で最大規模です。
宮崎市では初めてとなるてん茶の加工場を作った、その背景にあるのは世界的な抹茶ブームによる需要の急増とお茶農家の人手不足です。
(みやざき一茶園 小浦 武士代表)
「うれしいことに抹茶ブームが世界で起きていてお菓子、ラテの需要が非常に伸びている。凄く高齢化が進んでいて周りの農家もどんどんお茶作るのがしんどくなってきている。収穫時期を長くとれるてん茶の工場を作って、労働も無理なくできる環境を整えて行くのが目的」
このてん茶加工場は5月上旬の本格稼働を予定しています。