今、タマゴの価格が高騰している。
鳥インフルエンザの影響で、タマゴを産む親鳥の数の減少などが主な要因だが、さらに生産者を悩ませる状況が起きていた。

農林水産省が出しているサイズ混合10個入り1パック当たりの価格の推移を見てみると。
約1年前から価格は右肩上がりで、2026年3月の調査で309円となった。

この価格は平年比で22%増、3年前のエッグショックを超え、過去最高値。
この価格高騰は、鳥インフルエンザによる卵を産む親鳥の減少などが主な要因。
影響は、このほかにも。

(リポート)
「私たちの食卓には欠かせない物価の優等生のタマゴにもイラン情勢の影響が出ています」

山形県内で60年以上、タマゴの生産・販売を行う半澤鶏卵に話を聞いてみると。

(半澤鶏卵・半澤清哉さん)
「一番はタマゴを産む鶏のエサ代やエサを仕入れる時の海上輸送費が上がっていること。我々の生産コストは上がってきている」

半澤さんによると、4年前からのウクライナ情勢の影響で飼料代が高騰している中、今回のイラン情勢で飼料の海上輸送費も上がった。
それが、飼料代のさらなる高騰につながっているという。

実は、タマゴの生産コストに占める飼料代の割合は6割~7割。
そのため、飼料代の高騰は生産コストに与える影響が大きくなる。

(半澤鶏卵・半澤清哉さん)
「イラン情勢やこれまでのウクライナの情勢も含めて、海外から仕入れるルートが厳しくなってきている影響から、全体的にエサ代が価格が高騰している」

また、タマゴを入れる容器の値段にも変化が…。

(半澤鶏卵・半澤清哉さん)
「タマゴを包装するパック代や段ボールも価格が上がってきているので、どうしてもタマゴの価格に反映してくる」

このようにタマゴを取り巻く生産コストが高騰しているが、今後はどのような値動きになるのか。

(半澤鶏卵・半澤清哉さん)
「夏場は需要が下がる時期。相場自体は大きくは上がらないのではないか。どちらかというと需要の上がる今年の暮れから、価格が再び上がるのではないかと想像する」

さくらんぼテレビ
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