秋田市では、市街地でのクマの目撃情報が相次いで寄せられています。住宅に取り付けられた防犯カメラは、住宅街を悠々と歩くクマの姿を捉えました。こうした中、国は、クマの出没を左右するとされるブナの開花状況を調査し「豊作が予想される」としています。
19日午前5時40分ごろ、秋田市牛島の住宅に取り付けられた防犯カメラが捉えた映像です。画面の左てからゆっくりと1頭のクマが姿を現しました。クマが映ったわずか10分前には、新聞を配達する人の姿があったといいます。
立川愛梨アナウンサー:
「クマが撮影された住宅街。通学路で人や車の通りが多い場所だという」
この家に住む人によりますと、2025年の秋、近くの公園でクマが目撃されましたが、この場所への出没はありませんでした。住民は「まさか自分家の前に」と不安を口にしていました。
県の情報システムクマダスによりますと、県内では1日から21日までに199件クマの目撃情報が寄せられていて、3月の約7倍に上っています。
今後のクマの動きを左右するとされるのが、餌となる「山の木の実」です。
東北森林管理局は毎年4月から6月に、55の地点でブナの開花状況を調べています。
立川アナウンサー:
「風で折れてしまった枝だが、上に向いているのが雌花、下に向いているのが雄花で、この数で開花状況を判断している」
21日は秋田市仁別の国有林で調査に当たりました。
東北管理局の職員は「去年とは全く違う。相当花が付いている」と話しながら調査をしていました。
20日と21日で、約15本のブナの木を調査した結果は。
東北森林管理局・技術普及課・田中邦子課長:
「花は思う。おそらく秋のブナの実も多いのではないかと」
2026年は、豊作が見込まれるということです。
なお人身被害が相次いだ去年は大凶作でした。